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マネキンだらけのドレス屋@ハノイ

職場も変わった2022年。刺激的な環境であたふたと過ごしていた中、11月に4年ぶりにハノイ調査が叶いました。

これまで、旧市街の「職業の通り」の面白さを深掘りすることに注力していたものの、景観を作っている建築をどうマネジメントすべきなのか。という点に踏み込んでみないと次に進めないと思い、今まで避けていたところの勉強やヒアリングを進めました。

とはいえ建設管理にまつわるプロセスは汚職が発生しやすいところでもあり、なかなか情報を得ることもできない。日本や他国の景観保全の手法を素直に参照できない一方、法的な執行力の裏付けがない中で町並みを整えていく、協議型景観形成の手法はもしかしたら参照できる部分もあるのでは・・?数日間の調査を終え、帰国後に考えたことをもとに、3月に再度の調査に出発です。

 

絵はCha Ca通りで目に留まったドレス屋さん。過剰な数のマネキンが立ち並び、異様な様子が面白かった。新年に全然関係ないけど、なぜか「年賀状はこれにしよう」と決めて実行。

ちなみにこのお店の向かいは、通り名の由来にもなった「Cha Ca La Vong」という白身魚とディルの油鍋(ハノイ伝統料理)の老舗レストランがあります。